書籍「発達障害の人が見ている世界」を読んで①
こんにちは。mataka123です。
今日は昨日本屋でたまたま見つけた本が、とてもよかったので
内容と感じたことなどを話していきたいと思います。
書籍「発達障害の人が見ている世界」
著者:精神科医 岩瀬利郎
「発達障害の人が見ている世界」P.14,15 引用
発達障害は病気ではなく、脳の"特性"です
発達障害の人の脳は、人の気持ちを想像する「眼窩前頭皮質」、感情表現をになう「大脳辺縁系」、脳幹からの指令をコントロールする「前頭葉(特に前頭前野)」、情動や共感・自己意識に関係する「島皮質」などの働きに偏りがあると考えられています。
発達障害は長い間、行動特徴のみから診断され、脳が注目されるようになったのはごく最近。
発達障害をインターネットなどで調べていると行動特徴が書かれており、その特徴をみて自分や周りの人も発達障害なのではないかと思い医療機関を受診したりしますよね。
医療機関では、医師の問診だったり心理テストなどを行って診断が下されるのが一般的だと思います。
発達障害が脳の働きの偏りが原因で、具体的に脳のどの部分か、などが最近分かってきているんですね。
たとえば今後脳の検査を行うことで発達障害を診断できる時代もやってくるのでしょうか。
脳の働きの偏りで、「生きづらさ」を評価することは、そんなに簡単なことではないと思いますが、患者が自分で行動特徴を言わずに診断が下るのは少し身が軽いんではないかなと思います。
また、最近では視力も回復できる時代ですので、発達障害による生きづらさがなくなるように医療の部分からアプローチできたりもするのでしょうか。
(ADHDの症状を抑える薬はすでにあったりしますよね)
ASDの人は「人の感情が分からない」などがあって、絶望感を感じているケースもあると思いますが、これが医療的アプローチで改善できたら
ちょっとすごいな、と思います。
今日は以上です。
また、感想書きたいと思います。